法整備により、国内で唯一カジノ産業の運営許可が下りた「特別行政区」の名称。かつての東京臨海副都心13号地に属する場所である。
当初、政府による公営のカジノリゾート開発を目論むもその事業は失敗。その後継として民間事業者である「鷹郷組」に開発運営が委託され、結果、カジノリゾート開発は成功。
現在では国内不況の中においても一定の繁栄を保っている。
街づくりの過程において「A」から「E」までの5つの「特区」に区分され、それぞれの特区で大きく街の特色が異なっている。
A特区(旧市街地・廃墟)
B特区(新神海ストリップ)
C特区(本部・高郷町)
新神海の政治を担う中心区で、豊富な資産を持つ上流階級の人間が多く住んでいる。
羽子坂通りには最新鋭の高層ビルが立ち並ぶオフィス街があり、新神海聖堂や新神海総合病院といった、ここにしか無い施設も数多く存在する。
高級住宅街の一角には、カジノの民間運営業者である「鷹郷組」の本部事務所と邸宅がある。
鷹郷組
新神海開発の大半を受託した民間事業者。
表向きは土建業や金融業を生業とするが、その裏側で暴力団としての側面を併せ持つ。
新神海開発の過程において政界工作によりその利権を拡大、現在は新神海地区の実質的な統治者として君臨している。
ウェブタグ
新神海で鷹郷組に対し借金をした人間(『負債者』)の体に埋め込まれる、個人情報が記録されたチップ。
街のいたるところにある鉄塔(監視塔)からの電波により位置、固体情報が常に鷹郷組によって捕捉され、『負債者』は全ての借金を返済するまで街から出ることができなくなる。